探偵は不審者にみえがち
デパートやスーパーなど、商業施設で対象者を追っていると、
こちらは、対象者の動きに合わせて、ポジショニングを変えていかねばならない。
人が多い商業施設だと、一瞬目を離しただけでも、見失ってしまうリスクがあるのだ。
さっと商品を見て、次々とエリアも、フロアーも変えてくれる対象者なら良いのだが、
何度も何度も、同じところを回ったり、同じ場所に長くいられると、近くの店員さんの目には、我々探偵の動きは、超不自然で、かなり怪しい不審人物に見えてしまう。
この時の対象者は、探偵泣かせの後者だった・・・。
案の定、レジのお姉さんが、どこかに連絡したな・・・。
と思った矢先。
鋭い視線が2つ

警備員さんと、万引Gメン・・・いや、万引Gウーマン・・・いや(失礼)
万引Gレディだな。
あぁ、こちらを徹底マークしている。
万引き犯か、何かに思われているに違いない。
なんせ、対象者を撮影する為に、調査バッグに手を入れたり出したりしているのだから・・・。
しまったなぁ、せめて買い物かごくらいはカムフラージュで持っておけばよかった。
解決策
このままでは、対象者を追いかけにくいので、警備員さんに直接声を掛け、身分を明かし、業務中である事を告げました。
勿論ですが、守秘義務があるので対象者の個人情報は話しません。