小・中学校のマスク生活と黙食はいつまで続くの?

学校のマスク生活 いつまで?

続報「中条小学校」1月19日 

学校で、先生から児童に説明がありました。

●マスク

授業で班隊形で話し合う時はマスクをする。

それ以外は原則マスクを外す

●黙食

前向きの座り方のままだが、お喋りは多少可能。

その経過を見ながら、班隊形に出来るかどうかを検討していく。

続報 「3学期開始が始まって」1月13日

11月30日付けで、大阪府の教育委員会から、マスク、黙食について緩和の通達が出ましたが、茨木市内の学校はどう変わったのか?

中条小学校

茨木市内で一番児童が多い小学校。

1月中旬から段階的に黙食緩和していくとのお話し。

マスクの着用についても1月初旬に大阪府のガイドラインが改訂された事に準じて、積極的にマスクを外す場面などを伝えて、外せる場面では外す方向での指導をしていくそうです。

中津小学校

教頭先生は、児童の事を思って開放してあげたい気持ちはあるが、学校会議を開いたところ、大阪府のガイドラインの黙食の条件

「大声での会話を控える」

について

「会話を許すとどうしても大声になってしまうのではないか?」

「基準が難しい。」

「当面は今までどおり」

と慎重論でまとまってしまっているとの事。

日本人の性格を考えると、どうしても慎重論の方に傾きがちになるね。

教頭先生

学校としても、前まで中止にさせられていた公共交通機関を使っての遠足や、野外活動を再開させるなど努力はしておりますが、今後も検討には検討を重ねて参ります。

登下校に関して、前からマスク自由だと言うのであれば、朝礼などで、その話しをするとか、児童の背中を押して頂けると助かります。

門前で立っている先生も外すとか。全員じゃなくても良いので。

教頭先生

「そうですね。それも検討して参ります。」

「ただ、やはり教員の中にも、まだ(コロナが)怖いと仰る先生もおられるので、無理が言えないところもあります。」

H中学校

プラス面としては、朝の登校時に、門前でマスクを外している先生がおられるとの情報。

慎重面としては、教頭先生と会話をしてみると、若干のコロナ脳気質が感じられました。

教頭先生

「また感染者が増えてますからねぇ。」

「貴重なご意見として承ります。これからも検討はして参りますが、前向きにかどうかは、まだう~ん…。」

大阪府教育委員会(大阪府保健体育課)

再度確認したところ、各市の教育委員会に対して

保健体育課M氏

『マスクを外せる環境は積極的に作っていく様に通達しています。』

との事。

各学校は、「大声での会話を控える」といった前条件に過剰に反応しているし、黙食緩和の指導も児童に直接はしていませんね。

登下校も何も変わってないです。

といったところを伝えたところ、同課は、想定より、学校対応がかなり下回っている様に思われた様子。

保健体育課M氏

『新学期から、学校がどう変わってるのか。という状況はまだ耳に入っていなかったので、貴重なご意見を頂けました。ありがとうございます。』

との事でした。

市や、学校に対し、さらなる強化指導を期待したいところです。

本編 令和4年12月

今の子供たちは、この3年間に数々の学校イベントを失い、交流の仕方も制限されてきました。

令和4年12月の時点では、学校内でのマスク推奨(実質強制)、昼食時は黙食が実施されている現状にあります。

人生で一度しかない学校生活を守ってあげたい。

私たち大人が過去に経験してきたかけがえのない思い出を、子供たちにも残してもらいたい。

そんな思いを胸に、茨木市の学校と、教育委員会に問い合わせてみました。

小学校・中学校のマスク生活

茨木市内の中学校・小学校

茨木市内の中学校、小学校の現状について。

令和4年12月現在

マスク

体育 : 外している

授業中: 着用

屋内 : 着用

屋外 : 強要はしていないが、ほとんどの児童が着用

登下校: 外す様に指導しているが、ほとんどの児童が着用

黙食

黙食は実施中。

今後について、どうしていくか再検討して取り組んでいく考えはあるが、学校が単体で方針を決めることは出来ず、教育委員会からの指導を基に方針が決まるとの事。

学校で黙食

PTAからのお知らせについて

茨木市立○○小学校PTA

会長○○ ○○

「保護者による挨拶当番について」

挨拶文(略)

実施日: 令和4年12月某日

場所 : 校門前 ○○交差点 など通学路各地 

概要(略)

※注意事項

    \_(・ω・`)ココ重要!2行抜粋

・マスクは必ず着用してください。

コロナ禍の為、大声は出さず、登下校中の児童に呼びかけ(あいさつ)をしてください。【会釈可】

会釈可w

大人がこれでは、子供も外せる空気になる訳がない。

上記の件について、同校の教頭先生とお話し出来ました。

子供たちへの影響も計り知れないので、屋外については、保護者に対しても強くお願いする事のないようにお願いしたい。

このお知らせについては、注意書きまで目を通せていませんでした💦
次回からは、PTAの方とも十分に検討して参ります。

過剰ともいえる注意書きの件については、PTAさんの考え方に問題があるのではなく、これらがデフォルトとなってしまった社会の風習にこそ問題があるように思います。

教育委員会

茨木市教育委員会

大阪府教育委員会(今回、お電話対応いただけたのは、教育振興室保健体育課)

教育委員会に聞いてみた

茨木市教育委員会

学校生活のマスクや黙食をいつまで続ける予定なのか?

茨木市教育委員会 職員さん

文科省の方で、一定ガイドラインの見直しを図っているところですが、まだこちらには届いていない。(12/14)
それを受けてから、市や学校の感染状況も見ながら、こちらでも再考させていただこうと思っています。

マスクを外しても良い時間帯はある?

茨木市教育委員会 職員さん

登下校、体育など、活動の時間は、「基本的には外す。」という指導はさせていただいております。

登下校中、外しても良いって事なのに、外すことが出来ない集団心理が出来上がってしまっている実情はご存知でしょうか?

茨木市教育委員会 職員さん 真摯に受け止める

はい。そうなんですよねぇ。

それは私としても大変痛感しているところでございます。

では、もっと外しやすい様に後押しするくらい、指導してあげてもらえませんか?

茨木市教育委員会 職員さん 真摯に受け止める

はいそうですね。

そいった実情を認識して、子供たちが外しやすくなうように取り組んで参ります。

大阪府教育委員会

大阪府内の各学校、及び、市の教育委員会に対し、11月30日付けで新しい方針が決まり通知を出されたとの事。

大阪府ホームページ

「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の変更等について

こちらの通知書を基に、詳しく説明をいただけました。

黙食について改訂

本文抜粋

食事時の教室や食堂の利用において、食事中の「会話を控える」としていましたが、食育等、教育的な観点から「大声での会話を控える」とし、「黙食」とする必要はありません。
手指衛生や、座席配置の工夫、適切な換気の確保等の措置を講じた上で、食事場面において、児童生徒等の間で会話を行うことは可能です。

おっ♪

これは吉報

マスクについて改訂

本文抜粋

児童生徒等のコミュニケーションへの影響に関する指摘もあることから、具体的な取組として、例えば、児童生徒等の心情等に適切な配慮を行った上で、各学校においてマスクを外す場面を設定する、マスクの着用が不要な場面において積極的に外すよう促すといったことを通じて、引き続き、活動場所や活動場面に応じたメリハリのあるマスクの着用が行われるよう、よろしくお願いします。

そりゃ指摘あるよね

必要な場面だけを考えてくれても良いかな。不要がベースとして。

市に問い合わせをした時、今後どうしていくのかまだ見えてない感じだったけど?

府の教育委員会 職員

11月30日に通知をしたばかりなので、各学校としては、3学期からどうするのかをこれから検討を始めるところだと思います。
(12月中旬談)

外しても良いはずの登下校について、子供たちはマスクを外せない状況にあるのも分かっておいて欲しいです。

大阪府教育委員会 職員

はい。それは私も目にしています。

そうですね、学校の方からも、外す指導をしっかりしてあげる必要はあるかと思います。

先生から率先して外してもらうのが効果的なんじゃないかな

まとめ

令和5年1月初旬

もう大阪府内の各学校に於いて、この改訂版を基に新しい方針を決めているはず。

3学期からの学校の変化に期待したい。

大阪府内の子供たち、新学期を楽しみにしておいてね。

ノーマスクで大ジャンプする女子高生

もし・・・何も変わってなかったら、すぐ電話しますからね教頭先生。


当社の思い

大人とは違い、子供たちにとっては、今しか経験出来ない貴重な一年一年です。

もう、感染対策だからと、制限されはじめてから丸3年になります。

修学旅行など、ビッグイベントの学校行事が丸々なくなった年もありました。

同級生や先生の顔を、マスク越しにしか見ていない。

楽しいはずのお昼休みも静かに過ごす。

昔を経験してきた大人達から見れば、その風景がまるで違うのは一目瞭然です。

しかし、今の子供たちは、そんな違いを知ることもなく、今の環境がデフォルトのまま過ごしているのです。

大人達は、もう飲食店の中ではマスクを外して自由に会話をしています。

なぜ、学校生活だけ、ずっと制限され続けているのか。

「登下校は外しても良い。」のそっと敷かれたルールにも、ほとんどの児童が応じられていない現状。

大人が作ったルールで子供たちの生活を縛ってきたのなら、大人たちが責任を持って開放してやらければなりません。

子供たちへの、過剰ともいえる制限を、一日でも早く開放させて、めいいっぱいノビノビさせてあげたい一心です。

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安心・堅実の探偵コスモサポート

探偵歴18年。たくさんの人間関係に携わり、たくさんの対人トラブルを解決に導いて参りました。 探偵業のご案内だけではなく、お悩み解決のノウハウを発信して参ります。

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